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  • 震災後、2年の支援。その3年後(2016年)、会社はどうなっているかを伺いました

遅かったインターネットの活用開始と、人の心をつかみ、共感を生むメッセージ。

一番最初、2010年にインターネットを始める時点で、遅いと思っていました。「遅いけど、やっていこう。」って気持ちで。

仕事をもらえるとも考えてなかったし。「ちょっと1こ、2こ、たまにもらえればいいかな」くらいでいたのが、いざやってみたら反響がでかくて。

あげく、やっぱり、共感してくれる人が増えたこと。
及川くんの言葉のもっていき方(メッセージでの伝え方)というのは、人の心、響くところをつかんでくれて。
自分も「これいいね」と思ったし、多分、「お客さんもそういう所に共感してくれる」かなって思ってます。

盲点からのウリの発見が、お客様に共感を呼び、お客様がお客様を呼ぶ

例えば若さだったり、これで「ウチはやっていくんだ」ってのを、売りにしたらいいんだ。
もう1つ力になったのが、「技術もウチは一流なんだ」ってのが、引き出されてついてくるんで。
それはやっぱり、お客さんにとって大切な所で。
そういう「自分たちにとっての盲点」をちゃんとついてくれた、インターネットでの伝え方だったので、共感したお客さんがたくさん連絡してくれる。

だから、今いるインターネットからのお客さんで、凄い良い付き合いさせてもらってる人が、イッパイいます。
自分も、時期になればウニを送ったり、アワビおくったり、あちらから何かいただいたり。仕事を別にして。

で、その1つの仕事から、インターネットで繋がったお客さんから、違うお客さんに繋がって、それがウチにきたり。
「いやぁ、いい会社があるんだよ」って。そういう繋がりがあって。

インターネットはあくまで、見た1人だけじゃなくて、その1人から2人に繋がって、またその人から違う人に繋がって。
「すごいんだな。インターネットってのは必ずやるべきなんだな」って今思うし。
ビックリしたっすよね、それは。人のつながりができましたよね。

会社の強みに対する自覚が、スタッフをさらに強くした

あとは、「技術がついていかないといけない」という事で、スタッフも強くなりましたし。
その部分ではウチは「若い会社」「二代目」とは世間で言われますけど「やってよかった」と思いますよ。

お客様の反応、喜ばれる仕事で、手がまわらないくらいに。

今までと、完全に違いはでましたね。
ウチはもともと、大手さん何社から製作依頼を待つ仕事だったんですね。

今は、皆さんインターネットを使えるようになったじゃないですか。
家庭の方は、東京からなども「こういうネット(網)をつけてほしいんです」って、やっぱり喜んでくれるんですよね。
そういう仕事が多くなりましたね。
今までは一般家庭からは近所で知ってる人がたまに来るくらいで、そういうのがなかったんですけど。
今は一般家庭からの小さな仕事も、ホントに一杯入るようになって、なんなら手がまわらないくらい。全然、仕事の流れは違いますよ。

先代も驚きの受注が増えて、規模感が大きく変わった

業者さんからも「インターネットを見ました」って問い合わせも多くて、「ちゃんとした会社なんだ」って理解もしてくれてます。
直接、某有名ゼネコンさんからも連絡いただいて。2次(下請け)で入れないようなゼネコンさんから仕事させて頂いたり。

そういう事ができるようになって、これはですね…。親父(先代)もビックリしてましたよね。
「え~こんなに…こういう仕事?」って。規模が変わったですよね、やっぱり。現場もやってるのもあると思いますけど。

さっきも言いましたけど、僕が今インターネットをしないで、このまま継いでたら、もしかしたら会社なかったか。あっても、ギリギリの売上でなんとかだったと思いますよ。

まったく違うんじゃないですかね。今決まっているフットサルの仕事も直接受けたものですし。
これで、名前は売れましたよ「アベツネ」って。もちろん今も3次(下請け)の仕事を頂くことも多いですけど。

機転、知恵と工夫が必要な時代

この経験もあって、今、従業員にも言うんですけど「やるか・やらないか」ですよね。
「ダメだ」といってやらない人間は、ずっとダメだし。やった人間は、何かに繋がるし。

インターネットもその発想で力を入れようと…。これはもう、最高じゃないですか。
今の時代は、「根気強く、長く、一生懸命…。」これも大切だとは思うんですけど…。
それだけじゃなく「機転」であったり、そういうものをやっていかないとね。

自分1人だけじゃないですからね。家族も社員もいるんで、「ダメならダメでいいや」ってはならないんでね。
何かをやっていかないと、絶対無理だと思うんで。そう思ってます。

新しいご相談と、数年後もふまえたステージアップを目指して

「会社を今からどうやっていこうか?」って、ざっくりしたものは自分にもあって。
それにはやっぱり、「及川くんに(協力を得て)やって頂きたい」というのが強く思っていて、今回も来ていただいてね。

僕の中では、「よし、これでまた1つ。違う感じで、よくなるだろう。」と。
数年後、先を見た上で思ってますよね。率直に。