自分大好き脳を、お客様目線で動かすためには?

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お客様目線とは、相手への思いやりである。

しかし、私たちは子供のころから

「相手の気持ちを考えろ」

と、道徳観念を教えられているはず。

会社の社員教育では

「お客様目線で考えろ」

と、口すっぱく言われる。

では、できるか?

「できません」なのだ。

なぜ、できないのか?

これが非常に重要なのである。
365日、相談を受けるということは…365日「他人の話を聞く」ということである。

しかも、基本的に「相手は、困っている。または、悩んでいる」

つまり、こういうことだ。

困っている人、悩んでいる人が、どんなことを考えるのか。

そして、なぜ、困ってしまうのか、なぜ、悩んでしまうのか。

私はここを知っている。

つまり「どんな脳の動きで、そういう結果が出てしまうのか。また、そういうときの人間の脳が、どう動いているか知っている」のだ。
「お客様目線で考えろ」

いや、できません。

理由はシンプル。人は、自分勝手だからである。

詳しく言えば、脳は勝手にこのように動くのだ。

「私、どうすれば、いいだろう?」

ポイントは、主語が自分であること。

そして、何をするか?(DO)を考えること。
原始時代、狩猟時代には、ピンチのときには「すぐ、動かなくては命が危険」になるときがある。

だから、本能は、脳をこのように動かすのである。

ハッキリ言ってしまえば、他人のことなど考えている余裕はないのである(笑

まず、ほっとくと、自分のアタマはこのような思考を始めることを、わからなくてはならない。

「私、どうしたら?駅」から、思考がスタートした時点で、相手のことは思いやることはできないし、ましてや、お客様目線など、ムリなのである。

でも、考えてみてほしい。

私は、相談を受け、困り事を解決する。ここにヒントがある。

このとき、アタマの中はこうである。

「相手は、どうなりたいのか?」

極めて重要なので、繰り返す。

「相手は、どうなりたいのか?」

これが、自分勝手の回路から、レールを変えるための質問なのだ。

このとき、相手の気持ちとか、お客様目線というフレーズを意識すらしていない。

できないやり方に乗っかっているうちは、どれだけ意識してもできないのだ。

意識するのを、やめてしまえ!と思う。

と、同時に、自分に執着するのを、やめてしまえば?と思う。

悩む人、困る人は、自分、自分と、自分のことばかり、話している。

主語を相手に変えてみるとよい。

この人は…どうなりたいんだろう?

〜さんは、〜な気持ちなのかな?

これだけだ。

自分が、相手に「なってみる」のだ。

「もし、私が、〜さんで、〜な状況で、〜になっていたなら…」

と、想像してみるのだ。

そしたら「〜なときは、辛いですよねぇ」「〜だったらいいのになぁ」って、思いますよね。

自然と、そう感じてくるのだ。

質問で、自分から離れたときに、相手になれる。(限りなく、ちかづける)

相手になれたとき、自分の思いも伝わり、また、自分の望んでいることも「一緒に」叶うことが多いのだ。

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